Subversionなどのバージョン管理ソフトの使用許可が下りていないプロジェクトでの開発や、個人での開発でもSubversionを使ってソースを管理したいですよね。
簡単に説明してしまうと、リポジトリをDropboxに作成して共有してしまおうって感じです。
目次
- 前提条件
- Subversionのインストール
- リポジトリの作成
- Subclipseのインストール
- EclipseでのSubclipseの設定
- 参考資料
前提条件
- Subversion 1.6.6
- Windows XP Pro 32bit
- Eclipse 4.2 JUNO(インストール済)
- TortoiseSVN (インストール済)
Subversionのインストール
まずはじめにSubversionをインストールします。
Windows Binariesさんの所でダウンロードするとWindowsのインストーラー(.MSI)でセットアップできるので簡単です。
ここでは、Setup-Subversion-1.6.6.msiを選択します。
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Subversionのダウンロード画面 |
後はダウンロードしたmsiファイルを実行し次へ次へでインストールします。
リポジトリの作成
Subversionのインストールが完了したらリポジトリを作成します。
ここでは、TortoiseSVNと言うSVNのクライアントソフトを使い、Dropboxにリポジトリを作成します。
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リポジトリ作成画面 |
Subclipseのインストール
EclipseでSVNの操作を可能にするプラグイン「Subclipse」をインストールします。
- Eclipseを起動し、ヘルプ→新規ソフトウェアのインストールをクリックします
- 作業対象に「http://subclipse.tigris.org/update_1.8.x」を入力し表示された項目全てにチェックを入れインストールを実施します。
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Subclipseインストール画面 |
- インストールが完了したらEclipseを再起動します。
EclipseでのSubclipseの設定
- Eclipseを起動し、ウィンドウ→設定をクリックします。
- チーム→SVNをクリックし、SVNインターフェイスを「SVNKit(Pure Java)SVNKit v1.7.9.9659」を選択します。
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Subclipse設定画面 |
- リポジトリに入れたい該当プロジェクトの選択し、右クリック→チーム→プロジェクトの共用を選択します。
- プロジェクトの共用画面で、SVNを選択します。
- 新しいリポジトリ―・ロケーションを作成を選択します。
- ロケーションにDropbox内に作成したフォルダを選択します。
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ロケーション設定画面 |
- プロジェクト名をフォルダ名として使用を選択し、完了を押します。
以上によりDropboxとの連携が完了します。後は通常のやり方で開発をすればOKみたいです。
参考資料