JBoss As 7には、Webベースの管理コンソールが用意されており、そこでは様々な情報を見たり設定したりすることが出来る。
その中で、デフォルトの状態だと表示されないSubsystem Metricsの「Transaction Metrics(トランザクションの統計)」という項目があります。
この項目は、トランザクションの統計情報が集計されており、トータルの実行回数・失敗の回数などを知ることが出来ます。
設定の有効方法を調べるのに時間がかかってしまったので、備忘録として記載したいと思います。
目次
- 前提条件
- standalone.xmlからの設定方法
- 管理コンソールからの設定方法
前提条件
- Windows
- JBoss As 7.1.1 final
- 管理コンソールが使用できるユーザの設定済み
- 参考文献
standalone.xmlからの設定
- ${JBOSS_HOME}\standalone\cofiguration\standalone.xmlを開きます。
- coordinator-environmentに「enable-statistics="true"」を追記します。
<subsystem xmlns="urn:jboss:domain:transactions:1.1"> <core-environment> <process-id> <uuid/> </process-id> </core-environment> <recovery-environment socket-binding="txn-recovery-environment" status-socket-binding="txn-status-manager"/> <coordinator-environment enable-statistics="true" default-timeout="300"/> </subsystem>
- 保存してJBossを起動します
管理コンソールからの設定方法
- ブラウザから「http://localhost:9990/console/App.htm」にログインします。
- 右上のProfile→メニュー「Container」→「Transactions」→「右画面のEdit」をクリックします。
- 「Enable:Statistics」にチェックを入れます
- 「Save」をクリックします 以上
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