2014年7月7日月曜日

EclipseでのJavaのドキュメントホバーの日本語化

EclipseでJavaのプログラムを記載している時、Javaのドキュメントを参照したくなることがよくあります。
しかし、デフォルトのままだと英語表記で記載されており、英語の解らない私にとって大変不便で誤認識になりかねません。

そこでEclipseでのJavaのドキュメントホバーの日本語化の調査をしたのでメモとして記載したいと思います。

2014年5月19日月曜日

TortoiseSVNとBitnamiのRedmineを使ったSubversion連動(Basic認証)手順

Redmineにはリポジトリとの連携が可能なので現場では良く使われています。
そこで勉強がてらに、BitnamiのRedmineのオールインワンパッケージとSVNクライアントソフトのTortoiseSVNで作成したリポジトリを使った、ApacheのBasic認証でのRedmine連携手順のメモを記載したいと思います。

目次

  1. 前提条件
  2. Redmineオールインワンパッケージのインストール
  3. TortoiseSVNのインストール
  4. リポジトリの作成
  5. Subversionの設定
  6. Redmineのプロジェクトに紐付け
  7. 参考文献

前提条件

  • OS:Windows
  • Redmineのバージョン:2.3.3-1
  • TortoiseSVNのバージョン:1.8.8

Redmineオールインワンパッケージのインストール

以下のURLより手順にそってRedmineをインストールします。
Redmineのインストール手順(All in one windows)

TortoiseSVNのインストール

以下のURLより手順にそってTortoiseSVNをインストールします。
TortoiseSVNのインストール手順

リポジトリの作成

RedmineのSubversionでコマンドをうってもいいのですが、TortoiseSVNを使ってリポジトリを作った方が簡単なので、ここではTortoiseSVNを使ったリポジトリの作成の仕方を記載します。
  1. 任意の場所に空のフォルダを作成し、フォルダの中で右クリックし「ここにリポジトリを作成」をクリックします。
  2. これでリポジトリの完成です。

Subversionの設定

Redmineのオールインワンパッケージを次へ次へでインストールするとSubversionとApacheが自動的にインストールされます。
そのApacheのconfファイルにSubversionと連動する設定情報を記載します。
今回は、Subversionの設定情報は別ファイルに分ける方法をここで記載します。
{REDMINE_HOME}はRedmineのインストールされているフォルダなので適宜変更してください。
  1. デフォルトでSVNと連動するモジュールの設定は出来ているのですが、念のため確認しておきます。
    Apacheフォルダ({REDMINE_HOME}/apache2/conf)に保存されているhttpd.confを開き、以下のモジュールが記載されていることを確認します。

    LoadModule dav_svn_module modules/mod_dav_svn.so
    LoadModule authz_svn_module modules/mod_authz_svn.so
    

    ここで先頭に「#」が記載されていたら、コメントアウトされている状態になっているので外してあげます。
    これによりSubversionにHTTPで通信できるようになります。
  2. 今回は、Subversionの設定ファイルを別にしたいのでhttpd.confに以下を付け加えます。

    Include "{REDMINE_HOME}/apache2/conf/extra/httpd-svn.conf"
  3. 次に先ほどhttpd.confでIncludeした場所に「httpd-svn.conf」を作成します。
  4. 作成したらファイルを開き、以下の内容を記載します

    # Subversion
    <Location /svn>
        DAV svn
        # enable view for repositories parent directories
        SVNPath "D:/test/svn"
        #SVNParentPath "D:/test"
        #SVNListParentPath On
     
        # read/write accesses force Basic auth
        AuthType Basic
        AuthName "Subversion repository"
        AuthUserFile {REDMINE_HOME}/apache2/conf/.htpasswd.svn
        Require valid-user
    </Location>
    • LocationでURLのパスを定義します。
    • DAV svn でバックエンドとしてSubversionを使うようにします。
    • SVNPathでリポジトリが保存されているフォルダを設定します。尚、複数のレポジトリを定義する場合は、SVNParentPathに親ディレクトリを指定します。
    • AuthTypeでユーザ認証をBasic認証と定義します
    • AuthNameでパスワード入力のダイアログで表示される文字列を定義します。
    • AuthUserFileで認証に必要なユーザとパスワードが保存されている一覧の場所を定義します。
    • Require valid-userで認証が通った全ユーザに対してのアクセスを許可します。
  5. 次にBasic認証で使うユーザとパスワードを上記「AuthUserFile」で定義した場所と名前で作成します。

    G:\BitNami\redmine-2.3.3-1\apache2\bin>htpasswd -c svnpasswd user1
    New password: *****
    Re-type new password: *****
    Adding password for user user1
    
    G:\BitNami\redmine-2.3.3-1\apache2\bin>htpasswd svnpasswd user2
    New password: *****
    Re-type new password: *****
    Adding password for user user2
    
    G:\BitNami\redmine-2.3.3-1\apache2\bin>


    -c オプションで新しくファイルを作るという意味になります。
    その後ユーザを追加するには-cを取ったコマンドを入力すると追加されます。
  6. apacheを再起動します。

Redmineのプロジェクトに紐付け

RedmineのプロジェクトにRedmineメニューから先ほどApacheと紐付けたリポジトリを認識させます。
  1. 紐付けたいプロジェクトにログインします。
  2. 「設定」タブから「リポジトリ」をクリックし、「新しいリポジトリ」をクリックします。
  3. 以下の情報を入力し、作成ボタンをクリックします。
    • バージョン管理システム:Subversion
    • メインリポジトリ:取りあえずチェック
    • 識別子:「test」チケットやWikiからリポジトリを指定してリンクを行う際に使用します。
    • URL:「http://localhost/svn」apacheで設定したLocationのURLを入力します。
    • ログイン:Basic認証の設定で作成したユーザ名を入力します。
    • パスワード:Basic認証の設定で作成したパスワードを入力します。


  4. 上手くいっていれば、「リポジトリ」をクリックするとリビジョン1が表示されます。

参考文献

2014年5月9日金曜日

TortoiseSVNのインストール手順

http://tortoisesvn.net/業務でSubversionを使ってバージョン管理をする方は多いかと思います。
しかし、Subversionには様々なコマンドが用意されており、一つ一つ覚えたりコマンドをキーボードで打ったりするのは手間がかかるうえ不便ですよね。

そんな時に活躍するのがSubversionのクライアントツールである「TortoiseSVN」です。

ここでは、TortoiseSVNのダウンロードからインストール、そして日本語化までをメモとして記載したいと思います。

2014年4月2日水曜日

EclipseにSVNKit1.8のインストール手順メモ

EclipseでSubversion(SVN)と連携する際にPolarion Softwareが開発している接続するクライアントプラグイン「SVNKit(SVNコネクター)」をインストールしなければなりません。
しかし、SVNの1.8には下位の互換性が無い為、Eclipse(4.2 JUNO)のデフォルトでインストールされているSVNKit1.7では接続することが出来ません。
SVNKitの公式ページには、Eclipseの新規ソフトウェアのインストールで「http://eclipse.svnkit.com/1.8.x」を指定すればOKと記載されているのですが、Eclipseの4.2で行うとSVNKit1.7までしか表示されません。
1.8をインストールし、SVNに接続するまでに色々調べた結果を手順メモとして記載したいと思います。

目次

  1. 前提条件
  2. 通常インストール手順
  3. pleiadesの時のインストール手順(SVNKitが削除出来ない時)

前提条件

  • Eclipse:4.2 Juno or 4.2 Juno All in one pleiades
  • OS:Windows
  • Subversion1.8+
  • SVNKit:1.8.3

通常インストール手順

通常のEclipse(pleiades以外)のEclipseに対してインストールをする場合は、既にインストールされているSVNKitをアンインストールし、マーケットプレースからSubversive-SVN チーム・プロバイダーをインストールするとSVNKitをインストールする事が出来ます。
具体的な手順は以下になります。

既存SVNKitのアンインストール

最初に既存SVNKitをアンインストールしないと、次で説明するSuversiveをインストールした後のSVNKitが表示されませんので最初にアンインストールしておきます。
  1. Eclipseを起動し、ヘルプ→Eclipseについてをクリックすると、インストールされているプラグインの各ドメインみたいなのが表示されます。
  2. インストール詳細をクリックします。
  3. インストールされているプラグインの一覧からSVNKit 1.3.8、SVNKit1.7.11を選択しアンインストールを実施します。

    ※ここでアンインストールできなかった場合は、pleiadesの時のインストール手順を参考にしてください。
  4. アンインストールが完了したら、Eclipseの再起動をします。

Subversive-SVN チーム・プロバイダーのインストール

  1. ヘルプ→Eclipseマーケットプレースをクリックします。
  2. 検索に「subversion」と入力すると「Subversive」が表示されるので「インストール」か「更新」をし、全てインストールします。
  3. 画面にそってインストールをするとEclipseの再起動を求められるので再起動を実施します。
  4. 再起動後、立ち上げるとコネクタインストール画面(Subversive Connector Discovery)が表示されるので、インストールするコネクタを選択し完了をクリックします。
  5. 画面にそって全てをチェックを入れ、インストールを実施します。
  6. Eclipseの再起動を求められるので再起動を実施します。
  7. インストールが正常完了した場合、ウィンドウ→設定→チーム→SVN→SVNクライアントで「SVNKit 1.8.3 ~」があったら正常完了です。

pleiadesの時のインストール手順(SVNKitが削除出来ない時)

どういうわけか解りませんが、Eclipse 4.2 Juno のAll IN ONE の時、SVNKitが削除出来ない仕組みとなっています。
その時はEclipseの「新規ソフトウェアのインストール」で「http://community.polarion.com/projects/subversive/download/eclipse/3.0/update-site/」を指定することで入れ込みます。
  1. ヘルプから新規ソフトウェアのインストールをクリックします。
  2. 作業対象に「http://community.polarion.com/projects/subversive/download/eclipse/3.0/update-site/」を入力し、インストールしたいSVNKitを選択し次へを押します。
  3. 画面にそってボタンをクリックし、インストールを完了させます。
上手くいかなかった場合は、EclipseをCleanして再起動してみてください。

2014年3月24日月曜日

MySQLのクエリのトレース設定手順

データベースでMySQLを使用している時、発行しているSQLを調査したい場合があります。
ボトルネックになっているSQL文や履歴を見たい時などで重宝するトレース機能というやつです。
MySQLの有償ツールを使用すれば簡単に出来るのですが、せっかくの無償のMySQL。ここも無償で使用したいですよね。

そんな時に、簡単に設定できるのでメモとして設定方法を記載したいと思います。

目次

  1. 前提条件
  2. mysql.iniの設定
  3. 動作確認
  4. 参考文献

前提条件

前提条件は以下を想定します。
  • OS:Windows
  • MySQLのバージョン:MySQL5.5.XX

mysql.iniの設定

トレースの設定方法は簡単で、グローバルオプションファイル(mysql.ini)の[mysqld]に以下の設定を追加し、起動するだけで設定できます。
[mysqld]
log
mysql.iniの保存場所は、データが保存されているディレクトリ「datadir」の一つ上の階層に存在します。
調べ方は、root権限でmysqlにログインをし、以下のSQLでわかります。
show variables like 'datadir';

動作確認

設定後、MySQLの再起動をすると、datadirで定義されているディレクトリに<ホスト名>.logで保存されます。
尚、出力されるSQLは以下の図の様な形になります。

参考文献

2014年2月27日木曜日

HTML5ではSVGとCanvasどっちを使うべきか?早見表

HTML5ベースの図やグラフを表示する要件が来ました。
そこでいろいろ調べた結果、HTML5では主にSVG(Scalable Vector Graphics)とCanvasが主な技術だとわかりました。
しかし、この2つの仕様・・・グラフをかけるJavascriptベースのライブラリは色々あるのですが、そのライブラリのレンダリングがどの仕様に基いて作られているかによって大きく変わります。
そこで、SVGとCanvasのメリット・デメリットなどを早見表としてまとめたのでメモとして記載したいと思います。

早見表


SVG Canvas
概要 Scalable Vector Graphicsの略称で、XMLをベースとした、2次元ベクターイメージ用の画像形式の1つである。解像度にかかわらず高品質な表示になる。 HTML5から新しく追加される図形を描く為の技術仕様
ブラウザ IE 9+ 9+
Firefox 26+ 26+
Chrome 31+ 31+
Safari 5.1+ 5.1+
Opera 19.0+ 19.0+
iOS Safari 3.2+ 3.2+
Opera Mini 5.0-7.0 5.0-7.0(部分的)
Android Browser 2.1-2.3(部分的)
3+
2.1-2.3(部分的)
3+
Blackberry
Browser
7.0+ 7.0+
IE Mobile 10.0+ 10.0+
パフォーマンス 画面サイズ - 画面が大きくなるほど描画するピクセル数も増加するためパフォーマンスが大きく低下
オブジェクト数 SVGがDOMに追加するオブジェクト数も増える為パフォーマンスが大きく低下 -
特徴 サイズに関係ない単純な画像描写によく使われる。 高速描画が特長であり、画像情報を保持する必要がない。
用途 概要 静的な画像、表示と印刷のための高品質ドキュメント 複雑なシーン、リアルタイムの数学的アニメーション、高パフォーマンス
具体例 チャートとグラフ 2D ゲーム
理由・場面 XML(SVG)に簡単にエクスポート出来る既存データからグラフを作成する。
ユーザー操作が必要である。
Webページのスタイルを使用する。
ゲームライブラリは低レベルグラフィックAPIを利用してきているため

結論

グラフならSVG、ゲームアニメーションならCanvasがいいっぽいです。
しかし、必ずしもこれじゃなきゃダメ!!ッて言うことではなく、時と場合によって色々柔軟に選択する必要があるということです。
う~ん・・・難しい

参考URL

2014年2月3日月曜日

Windowsサーバのサービス登録したアプリケーションがアクセス権限エラーになる時の対処方法

JBossをWindowsサーバでテストをしていた時、通常のログオンして起動してた時は、正常に起動し、外部サーバの共有ファイルなどのネットワークリソースにアクセス出来ていたのですが、Windowsのサービスを登録した時に、急にHTTPステータス503のアクセス権限がないエラーが出るようになったので、その時の対処方法をメモとして記載したいと思います。
JBossだけでなくネットワークリソースにアクセスする全てのアプリケーションで共通みたいです。例えばApacheなどがそうですね。

目次

  1. 検証環境
  2. 原因
  3. 対処方法
  4. 参考文献

検証環境

  • Windows Server 2008R2

原因

特に意識して設定しないと、サービス登録時のデフォルトログオンユーザーは、Local Systemで登録されます。
Local Systemアカウントは、ドメインのEveryoneグループに所属しないので、Local Systemアカウントのセキュリティコンテキストで実行されているサービスは、認証済みセッションを確立できないことから、アクセスできなくなります。

対処方法

サービスの起動のアカウントをネットワークリソースに許可されているアカウントに変更することで解決できます。
  1. スタートからコンピュータを選択し、右クリックから管理を選択する。
  2. サーバーマネージャが起動するので、サーバーマネージャ→構成→サービスの順に展開する。
  3. 該当サービスを選択し「プロパティ」を選択し「ログオン」タブを選択する。
  4. 「アカウント」にチェックをれ、必要情報を入力し、「OK」ボタンを押す。
  5. 実際にサービスを起動し、確かめてみる

参考文献

 

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