2013年6月10日月曜日

JBoss As 7のJSP自動コンパイル方法

JBoss As 7で開発を行っている時、JBossを再起動せず自動でJSPをコンパイル出来るようになると便利で、開発効率があがります。
しかし、JBoss As 7 Final1.1.1にはバグがあるらしく、設定ファイルを修正しても設定が反映されません。
そこで、ここではJBoss As 7でのJSP自動コンパイル方法をメモとして記載します。

前提条件

  • JBoss 7.1.1 Final
  • Windows XP
  • 既にJBossがインストールされていると前提

JBoss設定ファイルstandalone.xmlの修正

${JBOSS_HOME}\standalone\configuration\に保存されている、JBossの設定ファイル「standalone.xml」を、JSP自動デプロイモードに編集します。
  1. <subsystem xmlns="urn:jboss:domain:web:1.1" default-virtual-server="default-host" native="false">
        <!--ここから-->
        <configuration>
            <jsp-configuration development="true"/>
        </configuration>
        <!--ここまで-->

リコンパイルされたjboss-as-webの設置

バグがあるのはjboss-as-webらしく、これを最新版のjarに入れ換えか、リコンパイルされたjarに置き換えます。
今回はリコンパイルされたjarを置き換える方法を記載します。
  1. http://www.datafilehost.com/download-2cb9ff04.htmlからjboss-as-web-7.1.1.Final-RECOMPILE.jarをダウンロードします。
    jboss-as-web7.1.1.Final-RECOMPILE.jarのダウンロード画面
    ポイントは②のチェックを外さないと色々変なexeが入ってしまうので、外してからダウンロードします。
  2. ダウンロードしたjarを${JBOSS_HOME}\modules\org\jboss\as\web\mainのフォルダに保存します。
  3. 同じフォルダ内にある「module.xml」を開き、以下のように編集します。
    <module xmlns="urn:jboss:module:1.1" name="org.jboss.as.web">
        <properties>
            <property name="jboss.api" value="private"/>
        </properties>
    
        <resources>
            <!--ここから-->
            <!--<resource-root path="jboss-as-web-7.1.1.Final.jar"/>-->
            <resource-root path="jboss-as-web-7.1.1.Final-RECOMPILE.jar"/>
            <!--ここまで-->
            <resource-root path="jasper-jdt-7.0.3.Final.jar"/>
            <resource-root path="jbossweb-7.0.13.Final.jar"/>
            <!-- Insert resources here -->
        </resources>
以上により、JBossを再起動することなく自動でJSPがコンパイルされるようになります。

参考文献一覧

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