TomcatやJBossなどのサーブレットコンテナを使ったWebアプリケーションを開発する上で、HTTPステータスコード404 Not Found (ページが存在しない時に使用する画面)や500(サーバ内部のエラー)を制御したい場合があります。
デフォルトのサーブレットコンテナの画面は味気ないです。
JBossでのデフォルトエラー画面 |
そんな時にサーブレットコンテナHTTPステータスコードによってエラー画面を振り分ける方法をメモとして記載したいと思います。
目次
- 前提条件
- サンプルプログラム
- web.xmlの編集
- 実行結果
前提条件
- Windows XP Pro 32bit
- JBoss As 7.1.1 final
- Servlet3.0
サンプルプログラム
ここでは後に定義するweb.xmlでのエラーJSPのサンプルを記載します。<%@ page language="java" contentType="text/html; charset=ISO-8859-1" pageEncoding="ISO-8859-1"%> <!DOCTYPE html PUBLIC "-//W3C//DTD HTML 4.01 Transitional//EN" "http://www.w3.org/TR/html4/loose.dtd"> <html> <head> <meta http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=ISO-8859-1"> <title>Insert title here</title> </head> <body> test error </body> </html>
web.xmlの編集
web.xmlに以下の項目を記載します。<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?> <web-app xmlns:xsi="http://www.w3.org/2001/XMLSchema-instance" xmlns="http://java.sun.com/xml/ns/javaee" xmlns:web="http://java.sun.com/xml/ns/javaee/web-app_2_5.xsd" xsi:schemaLocation="http://java.sun.com/xml/ns/javaee http://java.sun.com/xml/ns/javaee/web-app_3_0.xsd" id="WebApp_ID" version="3.0"> <display-name>testJBoss</display-name> <error-page> <error-code>404</error-code> <location>/error.jsp</location> </error-page> </web-app>
実行結果
以上、上記を設定してJBossを動かして404エラーを起こさせると以下の様な感じになります。あくまでも、設定方法のサンプルなので、ただ表示をしているだけですが、これに対してCSSなどを施すとそれっぽい画面になります。
定義後のエラー画面 |
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