2013年12月19日木曜日

JBoss As 7のWindowsサービスの登録方法

JBoss As 7をWindowsのサービスに登録しようと思い、色々調べたのでメモとして記載したいと思います。
行いたい事としては、standalone.batで起動するのと同じ事をサービスを使って制御したいという内容です。

目次

  1. 前提条件
  2. 概要
  3. ダウンロード
  4. ファイルの設置
  5. service.batの設定
  6. サービスの登録
  7. サービスのアンインストール
  8. 参考文献

前提条件

  • Windows 32bit
  • JBoss As 7.1.1.Final
  • jboss-native-2.0.10

概要

JBossのコミュニティサイトから各OSに伴ったファイルをダウンロードし、既存のJBossに組み込んでサービスに導入します。
ダウンロードしたファイルの中でサービスに登録・削除・サービスで起動するexeが保存されていますので簡単に設定できます。

ダウンロード

以下のJBossのコミュニティサイトからJBoss Web ネイティブ コネクタをダウンロードします。
https://www.jboss.org/jbossweb/downloads/jboss-native

ファイルの設置

ダウンロードしたファイルをJBOSS_HOMEに展開します。
展開するとJBOSS_HOMEのbinフォルダにservice.batなどのexeが入ります。

service.batの設定

service.batを開き、以下の設定を変更します。
  1. サービス名の設定内容の変更
  2. サービス起動時にstandalone.batの呼び出し
  3. サービス停止時にOSを落とすコマンド解除

サービス名の設定内容の変更

service.batでサービス名を登録する為、同バッチのサービス情報を変更します。デフォルトはJBoss As 5の名前です。
  • 20行目:set SVCNAME=JBAS50SVC → JBoss7Server
  • 21行目:SVCDISP=JBoss Application Server 5.0 → JBoss AS 7.1.1.Final
  • 22行目:set SVCDESC=JBoss Application Server 5.0.0 GA/Platform: Windows x86 → JBoss AS 7.1.1.Final: Windows x86

サービス起動時にstandalone.batの呼び出し

call run.batをcall standalone.batに変更します。
該当箇所は75行目と104行目です。

サービス停止時にOSを落とすコマンド解除

デフォルトのバッチだとサービス停止時にshutdownコマンドを発行しているので、REMでコメントアウトします。
該当箇所は84行目、94行目です。
REM call shutdown -S < .s.lock >> shutdown.log 2>&1

サービスの登録

service.batの編集が終わったら、コマンドプロンプトでJBOSS_HOME\binフォルダに移動し、service.bat installを実行します。

サービスの削除

サービスの登録と同様に、JBOSS_HOME\binフォルダに移動し、service.bat uninstallを実行します。

以上

参考文献

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