2014年2月27日木曜日

HTML5ではSVGとCanvasどっちを使うべきか?早見表

HTML5ベースの図やグラフを表示する要件が来ました。
そこでいろいろ調べた結果、HTML5では主にSVG(Scalable Vector Graphics)とCanvasが主な技術だとわかりました。
しかし、この2つの仕様・・・グラフをかけるJavascriptベースのライブラリは色々あるのですが、そのライブラリのレンダリングがどの仕様に基いて作られているかによって大きく変わります。
そこで、SVGとCanvasのメリット・デメリットなどを早見表としてまとめたのでメモとして記載したいと思います。

早見表


SVG Canvas
概要 Scalable Vector Graphicsの略称で、XMLをベースとした、2次元ベクターイメージ用の画像形式の1つである。解像度にかかわらず高品質な表示になる。 HTML5から新しく追加される図形を描く為の技術仕様
ブラウザ IE 9+ 9+
Firefox 26+ 26+
Chrome 31+ 31+
Safari 5.1+ 5.1+
Opera 19.0+ 19.0+
iOS Safari 3.2+ 3.2+
Opera Mini 5.0-7.0 5.0-7.0(部分的)
Android Browser 2.1-2.3(部分的)
3+
2.1-2.3(部分的)
3+
Blackberry
Browser
7.0+ 7.0+
IE Mobile 10.0+ 10.0+
パフォーマンス 画面サイズ - 画面が大きくなるほど描画するピクセル数も増加するためパフォーマンスが大きく低下
オブジェクト数 SVGがDOMに追加するオブジェクト数も増える為パフォーマンスが大きく低下 -
特徴 サイズに関係ない単純な画像描写によく使われる。 高速描画が特長であり、画像情報を保持する必要がない。
用途 概要 静的な画像、表示と印刷のための高品質ドキュメント 複雑なシーン、リアルタイムの数学的アニメーション、高パフォーマンス
具体例 チャートとグラフ 2D ゲーム
理由・場面 XML(SVG)に簡単にエクスポート出来る既存データからグラフを作成する。
ユーザー操作が必要である。
Webページのスタイルを使用する。
ゲームライブラリは低レベルグラフィックAPIを利用してきているため

結論

グラフならSVG、ゲームアニメーションならCanvasがいいっぽいです。
しかし、必ずしもこれじゃなきゃダメ!!ッて言うことではなく、時と場合によって色々柔軟に選択する必要があるということです。
う~ん・・・難しい

参考URL

2014年2月3日月曜日

Windowsサーバのサービス登録したアプリケーションがアクセス権限エラーになる時の対処方法

JBossをWindowsサーバでテストをしていた時、通常のログオンして起動してた時は、正常に起動し、外部サーバの共有ファイルなどのネットワークリソースにアクセス出来ていたのですが、Windowsのサービスを登録した時に、急にHTTPステータス503のアクセス権限がないエラーが出るようになったので、その時の対処方法をメモとして記載したいと思います。
JBossだけでなくネットワークリソースにアクセスする全てのアプリケーションで共通みたいです。例えばApacheなどがそうですね。

目次

  1. 検証環境
  2. 原因
  3. 対処方法
  4. 参考文献

検証環境

  • Windows Server 2008R2

原因

特に意識して設定しないと、サービス登録時のデフォルトログオンユーザーは、Local Systemで登録されます。
Local Systemアカウントは、ドメインのEveryoneグループに所属しないので、Local Systemアカウントのセキュリティコンテキストで実行されているサービスは、認証済みセッションを確立できないことから、アクセスできなくなります。

対処方法

サービスの起動のアカウントをネットワークリソースに許可されているアカウントに変更することで解決できます。
  1. スタートからコンピュータを選択し、右クリックから管理を選択する。
  2. サーバーマネージャが起動するので、サーバーマネージャ→構成→サービスの順に展開する。
  3. 該当サービスを選択し「プロパティ」を選択し「ログオン」タブを選択する。
  4. 「アカウント」にチェックをれ、必要情報を入力し、「OK」ボタンを押す。
  5. 実際にサービスを起動し、確かめてみる

参考文献

 

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このブログは筆者の備忘録として色々記載しています。
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