EclipseでSubversion(SVN)と連携する際にPolarion Softwareが開発している接続するクライアントプラグイン「SVNKit(SVNコネクター)」をインストールしなければなりません。
しかし、SVNの1.8には下位の互換性が無い為、Eclipse(4.2 JUNO)のデフォルトでインストールされているSVNKit1.7では接続することが出来ません。
SVNKitの公式ページには、Eclipseの新規ソフトウェアのインストールで「http://eclipse.svnkit.com/1.8.x」を指定すればOKと記載されているのですが、Eclipseの4.2で行うとSVNKit1.7までしか表示されません。
1.8をインストールし、SVNに接続するまでに色々調べた結果を手順メモとして記載したいと思います。
目次
- 前提条件
- 通常インストール手順
- pleiadesの時のインストール手順(SVNKitが削除出来ない時)
前提条件
- Eclipse:4.2 Juno or 4.2 Juno All in one pleiades
- OS:Windows
- Subversion1.8+
- SVNKit:1.8.3
通常インストール手順
通常のEclipse(pleiades以外)のEclipseに対してインストールをする場合は、既にインストールされているSVNKitをアンインストールし、マーケットプレースからSubversive-SVN チーム・プロバイダーをインストールするとSVNKitをインストールする事が出来ます。具体的な手順は以下になります。
既存SVNKitのアンインストール
最初に既存SVNKitをアンインストールしないと、次で説明するSuversiveをインストールした後のSVNKitが表示されませんので最初にアンインストールしておきます。- Eclipseを起動し、ヘルプ→Eclipseについてをクリックすると、インストールされているプラグインの各ドメインみたいなのが表示されます。
- インストール詳細をクリックします。
- インストールされているプラグインの一覧からSVNKit 1.3.8、SVNKit1.7.11を選択しアンインストールを実施します。
※ここでアンインストールできなかった場合は、pleiadesの時のインストール手順を参考にしてください。 - アンインストールが完了したら、Eclipseの再起動をします。
Subversive-SVN チーム・プロバイダーのインストール
- ヘルプ→Eclipseマーケットプレースをクリックします。
- 検索に「subversion」と入力すると「Subversive」が表示されるので「インストール」か「更新」をし、全てインストールします。
- 画面にそってインストールをするとEclipseの再起動を求められるので再起動を実施します。
- 再起動後、立ち上げるとコネクタインストール画面(Subversive Connector Discovery)が表示されるので、インストールするコネクタを選択し完了をクリックします。
- 画面にそって全てをチェックを入れ、インストールを実施します。
- Eclipseの再起動を求められるので再起動を実施します。
- インストールが正常完了した場合、ウィンドウ→設定→チーム→SVN→SVNクライアントで「SVNKit 1.8.3 ~」があったら正常完了です。
pleiadesの時のインストール手順(SVNKitが削除出来ない時)
どういうわけか解りませんが、Eclipse 4.2 Juno のAll IN ONE の時、SVNKitが削除出来ない仕組みとなっています。その時はEclipseの「新規ソフトウェアのインストール」で「http://community.polarion.com/projects/subversive/download/eclipse/3.0/update-site/」を指定することで入れ込みます。
- ヘルプから新規ソフトウェアのインストールをクリックします。
- 作業対象に「http://community.polarion.com/projects/subversive/download/eclipse/3.0/update-site/」を入力し、インストールしたいSVNKitを選択し次へを押します。
- 画面にそってボタンをクリックし、インストールを完了させます。
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