データベースでMySQLを使用している時、発行しているSQLを調査したい場合があります。
ボトルネックになっているSQL文や履歴を見たい時などで重宝するトレース機能というやつです。
MySQLの有償ツールを使用すれば簡単に出来るのですが、せっかくの無償のMySQL。ここも無償で使用したいですよね。
そんな時に、簡単に設定できるのでメモとして設定方法を記載したいと思います。
目次
- 前提条件
- mysql.iniの設定
- 動作確認
- 参考文献
前提条件
前提条件は以下を想定します。- OS:Windows
- MySQLのバージョン:MySQL5.5.XX
mysql.iniの設定
トレースの設定方法は簡単で、グローバルオプションファイル(mysql.ini)の[mysqld]に以下の設定を追加し、起動するだけで設定できます。[mysqld] logmysql.iniの保存場所は、データが保存されているディレクトリ「datadir」の一つ上の階層に存在します。
調べ方は、root権限でmysqlにログインをし、以下のSQLでわかります。
show variables like 'datadir';
動作確認
設定後、MySQLの再起動をすると、datadirで定義されているディレクトリに<ホスト名>.logで保存されます。尚、出力されるSQLは以下の図の様な形になります。
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