JBossをWindowsサーバでテストをしていた時、通常のログオンして起動してた時は、正常に起動し、外部サーバの共有ファイルなどのネットワークリソースにアクセス出来ていたのですが、Windowsのサービスを登録した時に、急にHTTPステータス503のアクセス権限がないエラーが出るようになったので、その時の対処方法をメモとして記載したいと思います。
JBossだけでなくネットワークリソースにアクセスする全てのアプリケーションで共通みたいです。例えばApacheなどがそうですね。
目次
- 検証環境
- 原因
- 対処方法
- 参考文献
検証環境
- Windows Server 2008R2
原因
特に意識して設定しないと、サービス登録時のデフォルトログオンユーザーは、Local Systemで登録されます。Local Systemアカウントは、ドメインのEveryoneグループに所属しないので、Local Systemアカウントのセキュリティコンテキストで実行されているサービスは、認証済みセッションを確立できないことから、アクセスできなくなります。
対処方法
サービスの起動のアカウントをネットワークリソースに許可されているアカウントに変更することで解決できます。- スタートからコンピュータを選択し、右クリックから管理を選択する。
- サーバーマネージャが起動するので、サーバーマネージャ→構成→サービスの順に展開する。
- 該当サービスを選択し「プロパティ」を選択し「ログオン」タブを選択する。
- 「アカウント」にチェックをれ、必要情報を入力し、「OK」ボタンを押す。
- 実際にサービスを起動し、確かめてみる
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