社内システムなど自己証明書(通称オレオレ証明書)でWebアプリケーションを運営する場合は少なくないと思います。
自己証明書は、正式な認証局に登録されていないため、各ブラウザでは、このサイトを表示して大丈夫ですか?というような確認画面が出るのですが、ほとんどのブラウザでは例外登録してあげることにより対処することが可能であります。
Internet Explorer(以降、IE)でも、普通なら以下の画面のような
- 「ここをクリックしてこのWebページを閉じる。」
- このサイトの閲覧を続行する(推奨されません)。
というメッセージが表示され、各メッセージにリンクが表示されており、このサイトを閲覧を続行する(推奨されません)。をクリックすることで自己証明書で運用されているWebサイトでも見ることが出来るわけです。
対処法はマイクロソフトのホームページにも記載されておらず見つけるのに苦労したので、ここにメモとして記載したいと思います。
尚、今回の事象が発生したOSは、Windows 7であります。
原因
何故そうなるか?という答えは確証を得られなかったのですが、再現方法は確立しました。- 既定のブラウザをInternet Explorerに設定する。
- 任意のWebサイトのショートカット作成する。(ただし、ファイルの種類はピン留めサイト (.website))
- 作成したショートカットからIEを起動する。
- 自己証明書のURLを表示する。
- すると「このサイトの閲覧を続行する(推奨されません)が表示されなくなる。
推測なのですが、ピン留めサイトを起動する際、起動プロファイルが別になっているのかな?って思います。
何故そう思ったかといいますと、設定情報が変わっていたからであります。
対処方法
表示させるにはピン留めサイトからではなく、普通にIEのショートカット及びIEのexeから起動させれば表示されるようになります。
まぁ、根本的な解決方法としては、自己証明書をやめ、無料SSL証明書である「Let's Encrypt」などで運用するか、クライアントに自己証明書を手動インストールをするかどちらかになると思います。
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